いろんな事を考えた１日になりました…
こんにちは!!
兵庫県高砂市でクープヘアというマンツーマンでヘアサロンをしていてるイマッキーです。
カットの特徴は髪質に合わせてレザー＆ハサミ＆特殊形状なハサミの３種類を使って再現性に特化したカットをしてます。
カット好きすぎてフランス語のカットって意味のCoupe(クープ)をお店の名前にしちゃったくらい好きなんです〜(^_^)
どうぞよろしくお願いします!!
この前の定休日に親戚のお見舞いに行ってきました
そこはホスピス病棟
これは自然に死を待つ特殊な病棟
痛みや気持ちのケアのみに最善を尽くしてくれる場所
※緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題に関してきちんとした評価をおこない、それが障害とならないように予防したり対処したりするこで、クオリティー・オブ・ライフを改善するためのアプローチである。
人間いつか命が絶える…
その時までそれぞれ一生懸命生きるんだよね
でも人はきっと後悔する…
それはみんなわかってること
だから一生懸命もがき苦しむ(楽しむ)
でも実際肌で感じたことあるかな?
ロウソクの灯火が消えかける時を…
そこの緩和病棟は残り２ヶ月以内の命の人しか
入れない病棟
僕を小さい時にいっぱい可愛がってくれたおばさん
(よく泊まりにも行かせてもらった)
まっすぐ上を微動だにしないベッドで
黄色くすんだ顔色でじっとしてる
病室に入っても目もあわせてくれない…
嫌なのかな?
嫌いになったのかな？
１０年以上ぶりだったからかな
一緒に行ったおばさんが気を効かせて
看病してるおっちゃんと作ったような
楽しそうな会話どことなく不自然な感じ
おばさんは昔から冷静ででも冗談も上手な
生粋の大阪のおばちゃん
ショートヘアがトレードマーク
お正月はいつもすき焼きを食べさせてくれた
いろんな思い出がよみがてってくる
きっとこんな姿は見てほしくないはず…
誰でも弱さは見せたくないよね
母親から話を聞いた時
動揺を隠しきれなかった…
生き様まで見せてくれるそんな人は
滅多にいない
どう声をかけていいのかわからない…
自分が死ぬなんて考えたりしなかったから
死を目前にする人の頭の中はその人しかわからない
おばさんとの会話は
｢知ってる?｣
力のない声
(でも聞き覚えのある声)
有名卓球な選手とのツーショットの
携帯画面を見せてくれてた
きっと
精一杯の気遣い…
知らないけどスルーできないせっかくの話題
ケータイで慌てて検索して
『すごいやん～♪』
オリンピック選手に卓球教えてもらったんや！
僕とおばちゃんのできる会話はそれが精一杯だった
人はいつ死が訪れるかわからない
でもそこには絶対がつくくらいの
ロウソクのとぼしびが消えかけてる…
それを肌で感じる時間
何事も人に任せて生きていて
いつかこうなればいいな～みたいな
漠然とした希望を持っていても
きっとそんなの叶わないって思った
だからもっと本気で生きるよ！
どうしよっかな～?って時は
｢やるよ｣って胸を張ってやってみる!!
体調が悪そうで
ハサミをバックに忍ばせてたけど
そんなこと言える空気じゃなかった…
髪の毛切ってあげれなくてごめんね
このハサミを通してこれからも奇跡を起こすから…
僕にはそれしかできないから
いろんな事を教えてくれて
おばちゃんありがとう
そして
痛みや苦しみがないように祈ってるよ
きっとこのブログはおばちゃんは見ないだろうけど
ここに今の僕の気持ちを記しておきます
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